エゴノキ 雌雄同株
鍼灸院に向かう道で、道路脇の植え込みに、白い蕾がたくさんぶら下がっているのを見た。
ほんのいくつか、花が開いていた。本格的に咲くのはいつでしょう。連休くらいかな。
となりには、いくぶん蕾が小さく、花が一つも開いていないエゴノキがあって、二本のエゴノキが仲良く並んでいた。
携帯で写真を撮った
鍼灸院では、鍼を打った後、薄暗い個室で30分寝ています。それを3回繰り返します。
何も考える必要はなく、静かな音楽を耳にしながら、ただボーッと寝ているのが治療のなのですが、今日は、一時間半、ベッドの上で、勝手に先程見た 二本のエゴノキのことを思い巡らしていました。
- あの二本は、雄株と雌株だろうか
- もしそうなら、どちらが雄株、どちらが雌株なのだろうか
- 一足先に花を咲かしている方が雄株で、少し遅れて、お花の花粉が飛び出した頃に雌花が花を咲かすのではないだろうか
- 天地の創造主が人間を造られた時、まず男イシュを造り、それから女イシャを造ったと書かれているし、男性が年上というカップルがほとんどだし、
- きっとあの花をほんの少し先に咲かせていたのが雄株なのだろう
- では、蕾の形はまったく同じだったけど、花は、雄花と雌花はどう違うのだろう
- 雌雄は、受粉したその瞬間に、もう決定するのだろうな・・・・
- 一週間後に予約を取って、また見てみよう
ところが、帰宅後調べてみたら、エゴノキは雌雄同株の木であることがわかりました。
あの鍼灸院でボー―――っとエゴノキのことを考えていた時間は、とても幸せな、オメデタイ時間でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思い出のエゴノキの写真
散った花が、雪景色のように、散らばっていました 2015.5.14 西田公園
実には毒があるので、鳥は種だけを食べるのだそうです
2011年9月末
2012年1月