甲陽園の大池の歴史
早朝に、夙川から阪急甲陽園駅まで歩いて
帰りはちょっと知らない道を遠回りしたら
池があった
先日行った樋之池公園は、あさざが咲いていましたが
こちらの池には蓮の花が咲いていました。
カメラを望遠にしてみたら、
よく見えます
この池の周辺は、大正時代にはオシャレな場所だったようです。
西宮市のホームページを見ると
明治末ごろから、大阪や神戸など都市部の商人、知識人の間で自然豊かな環境で生活する「郊外生活」というライフスタイルが築かれます。
その機運に呼応し、香櫨園、苦楽園、甲陽園、甲子園等の開発が進められました。
温泉、旅館、社交場、劇場、活動写真上映館、植物園、遊園地
少女歌劇場、リフトを使った大滑り台・・・
古い写真を見ると、何とリッチで楽しそうなんでしょう
大きな鯉が何匹もいて、おじさんが餌を投げていました。
ちょっと声をかけて、お話を聞いたら、鳥の話になり、
私が先日、樋之池公園で見た嘴の赤い鳥は「バン」という鳥だとわかった。
今、向こうの方の浅瀬で巣づくりをしているそうです
「お住まいはどちら? 」聞かれて
「夙川駅近くに」と答えると、よく「良いところですね」と言われる。
それには、この当たりには、このような歴史があったからなのかと、思いました。